- ほとんど家にいるのに無制限プランを利用している
- 格安SIMはよく分からないけど、大手キャリアならとりあえず安心
- 家族が多く、携帯料金で家計を圧迫して苦しい…
毎月数GBしか使っていないのに1万円近く携帯料金を払っている人が大勢います。家族4人で毎月4万円も払っているというケースも非常に多いです。
私は2015年から格安SIMを利用し始め、それ以来携帯料金は2,000円程度しか払っていません。
それ以前は大手キャリアに1万円近く払っていました…。
そこでこの記事では、初心者でも安心して通信費の節約できるよう『携帯料金の見直し』をするべき3つの理由を解説します。
この記事を読めば「大手3キャリア利用者の7割が、生活の満足度を下げずに携帯料金を節約できる理由」が分かります。その理由は次の3つです。
- 携帯会社・プランが自分の利用状況に合っていない
- 高品質で低価格な携帯会社・サービスが増えている
- 大手3キャリアの利用者は年間6万円の節約が可能
私は大手キャリアから格安SIMへ乗り換えをして、通信品質を下げずに携帯料金を毎月5,000円(年間6万円)ほど節約することができました。
携帯料金が高いと思っている人はぜひ読んでください。
「携帯料金見直し講座」の全体を把握したい場合はこちらをご覧ください。
携帯会社・プランが自分の利用状況に合っていない
携帯電話を利用している多くの人が月額5,000円以上の料金を払っています。1万円近く払っている人も少なくありません。理由は、自分の利用状況に合っていない携帯会社・プランを契約しているためです。
MMD研究所の調査によると、携帯電話利用者の約6割の人が大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用しています(オンライン専用プランやサブブランドを除く)。
大手3キャリア利用者の平均月額料金(通信+通話代)は約4,600円(MMD研究所より)。半数近くの人が4,000円〜10,000円も支払っています。一方、大手3キャリア利用者の約7割が月間30GB以下しかデータを利用していません。
整理すると以下のようになります。
携帯利用者の6割 | 大手3キャリアを契約 |
大手3キャリアの平均月額料金 | 4,000円〜10,000円 |
大手3キャリアの7割 | データ使用量30GB以下 |
大手3キャリアの最大のメリットは、高品質なデータ通信を無制限で利用できること。月間30GB以上利用する人にとっては金額に見合う価値がありますが、30GB以下しか利用しない人にとっては割高なサービスです。
大手3キャリア利用者の約7割が割高な料金を支払っていることになります。まずは今の契約が自分の利用状況に合っているかどうかを確認し、割高だと感じているなら携帯料金の見直しをしてみましょう。
多くの人が携帯料金を節約できる見込みがあるんですね!
高品質で低価格な格安SIM・サービスが増えている
状況の変化が激しいのが携帯業界。今と昔で格安SIMがどのように変わってきたのか解説します。
昔は速度が遅い格安SIMが多かった
私が格安SIMを利用し始めた2015年ごろ、格安SIMの多くは通信速度が遅く、品質はあまりよくありませんでした。料金は大手3キャリアより安かったですが、「安かろう悪かろう」状態。お昼時は速度が遅すぎてイライラしていました。
携帯業界では格安SIMは「MVNO」とも呼ばれ、大手3キャリアから設備を間借りしてサービス提供しています。資金に余裕のない通信会社は借りられる設備の量が少ないため、混雑する時間帯は通信速度が遅くなりやすいです。
私はこれまでに
- IIJmio
- mineo
- 日本通信SIM
- BIGLOBEモバイル
- LINEモバイル
など、たくさんの格安SIMを試してきました。
サービスが開始されたばかりの格安SIMは快適に利用できていました。しかし、その理由はユーザーが少なかったため。ユーザーが増えてくると設備の増強が追いつかず、だんだん通信速度が遅くなっていきました。
昔は携帯料金を安くするために、通信品質をある程度妥協する必要があったのです。
なるべく品質のいい格安SIMを求めて乗り換え続けていました…。
今は速度が速くて安い格安SIMや通信サービスが増えた
2019年秋ごろから大手キャリアのサブブランド(ワイモバイル・UQモバイル)のサービスが向上。
2020年春には楽天モバイル、2021年春には大手キャリアのオンライン専用ブランド・プラン(ahamo・povo・LINEMO)が登場し、携帯業界が激変しました。
オンライン専用ブランドとサブブランドは大手3キャリアがサービスを提供しているため、電波のつながりやすさや通信速度はドコモ・au・ソフトバンクと同等レベル。
各サービスと提供キャリアは以下の通りです。
オンライン専用ブランド | キャリア |
---|---|
ahamo | ドコモ |
povo | au |
LINEMO | ソフトバンク |
サブブランド | キャリア |
---|---|
ワイモバイル | ソフトバンク |
UQモバイル | au |
その他の格安SIM(IIJmioやmineoなど)も企業努力により、年々品質が高くなってきています。格安SIMと聞くと
- 圏外になりやすいんじゃないの?
- 速度が遅くて使い物にならないのでは…
- 設定とか大変そう…
など心配される人が多いですが、実際は
- 電波のつながりやすさは大手3キャリアと同等(楽天モバイルを除く)
- オンライン専用ブランド・サブブランドは速度も大手3キャリアと同等
- その他の格安SIMも、お昼時などの混雑時以外は通常利用に支障のない速度
- SIMカードを差し替え、マニュアル通りに設定するだけ
など、誤解をしている人が大変多いです。
今は「品質重視・価格重視」など、あなたの価値観に合った最適な携帯会社・サービスを選べる時代になっています。
携帯料金を節約するために、我慢をする必要はないんです。
大手3キャリアの利用者は年間6万円の節約が可能
大手3キャリアを利用している人は、毎月5,000円、年間6万円も携帯料金を節約できる場合があります。私もauからUQモバイルに乗り換えた際、月額約7,000円から2,000円になり、毎月5,000円の節約ができました。
大手3キャリアの無制限プランの月額料金は以下の通り。
キャリア・プラン | 月額料金 |
---|---|
ドコモ・ギガホプレミア | 7,315円 |
au・使い放題MAX 5G/4G | 7,238円 |
ソフトバンク・メリハリ無制限 | 7,238円 |
これに家族割やネット回線とのセット割を全て適用すると、5,000円程度まで料金が下がります。
大手3キャリアでも、オンライン専用ブランド(ahamo・povo・LINEMO)やサブブランド(ワイモバイル・UQモバイル)などを利用すれば、以下の料金で利用することができます。
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
3GB | 1,000円程度 |
20GB | 2,000円〜3,000円程度 |
30GB | 3,000円〜4,000円程度 |
大手3キャリアの割引状況にもよりますが、節約金額は以下のようになります。
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
3GB | 4,000円〜6,000円程度 |
20GB | 2,000円〜5,000円程度 |
30GB | 1,000円〜4,000円程度 |
このように、大手3キャリアを利用している人の多くが毎月数千円も節約することができ、年間6万円以上節約することもできます。
節約したお金でおいしいものを食べたり、旅行に行ったりできますね♪
まとめ|生活の満足度を下げずに携帯料金を節約しよう
私は携帯料金の見直しをして、auからUQモバイルに乗り換えを実施。毎月5,000円、年間6万円の節約をすることができました。UQモバイルはつながりやすさ・通信速度ともにauと同等レベル。生活の満足度も全く下がりませんでした。
- 自分の利用状況に合っていない割高なプランを契約している
- 携帯の見直しに通信品質を妥協する必要はない
- 大手3キャリアと同等の品質で年間6万円の節約も可能
大手3キャリアしか利用したことのない初心者さんは不安が多いと思います。しかし、携帯料金の見直しは一度行えば毎月5,000円ほど節約でき、年間6万円も自由に使えるお金が増えます。
初心者さんでも、この「携帯料金見直し講座」を読めば携帯料金の見直しができるよう、順番に解説していきます。
次の「STEP1:【初心者向け】格安SIMとは?携帯会社の4サービス別に特徴を解説」から読んでいってください。
順番に読んでいけば携帯の見直しができるようになっています。
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